自分で浴衣を着れるようになりたい!!! 女性の浴衣の正しい着方と必要なものをお伝えします~❤
こんにちは~!みなさんは今まで浴衣を着たことはありますか???
お母さんやおばあちゃんに着付けてもらっていたという人もいるのではないでしょうか??
大学生や社会人になって1人暮らしをして、近くに着つけてくれる人がいない、どうしようとお困りの方、今年は自分で浴衣を着付けませんか???
浴衣の着付けは着物に比べたら簡単です!!!今年は自分で浴衣を着付けて、女子力アップしちゃいましょう~❤
☆浴衣を着るとき、何が必要なの???
いざ自分で浴衣を着ようと思っても何が必要なのか分かりませんよね!
浴衣を着付ける際に必要な道具は
・浴衣
・半幅帯
・伊達締め(幅のあるひも)
・ひも2本
・帯板
・和装クリップ(洗濯はさみでもOK)
〇あると便利なもの
・肌着(スポブラor和装ブラ・浴衣スリップor肌襦袢・裾除け)
・タオル
・ひも
☆浴衣の下に着る下着はとても大事!!
スポブラor和装ブラや浴衣スリップor肌襦袢・裾除けはとても大事なんです!
〇透け防止になる!!!!
着物に比べ、浴衣は生地が薄く、透けやすいです!!!!!!なので、好きな柄や色で浴衣を選んでしまい、家に帰って着てみると、想像以上に下着が透けてしまう場合もあるのです。
透ける場所は大体2つに分かれます。
・足や腕のライン
・下着の色や柄、線
足や腕のライン
浴衣だと足が太い、腕が太いというコンプレックスをなくすことができると思われがちですが、浴衣の色がいくら濃くても、光に当たると、手や足は透けてしまいます。
浴衣は透けるものと思っておくしかありません。
下着の色や柄、線
浴衣の色が濃いから、どんな下着を着ていても大丈夫でしょと思っている方はいらっしゃいませんか???黒や紺の浴衣なら透けないだろうとおもわれがちですが、光があたるとどんな色でも透けることには変わりありません。白や薄い色だともっと透けやすいので、下着には注意をしておく必要があります。
また、下着の線がはっきり見えるという方はあまりいらっしゃらないと思います。ですが、歩いているときやかがんだときにショーツの形がくっきり見える場合があります。後ろにいる友達、彼氏、気になるあの人からそんな姿を見られたくありませんよね????
ショーツの形がはっきり見えているよと言われないとしてもそういう姿をみせてしまうと、せっかくの花火大会やお祭りが台無しです(汗)
〇胸が大きくても大丈夫!スポーツブラや和装ブラなら太って見えない!
浴衣は寸胴体型が粋なので、胸が大きい女性は普段お使いのワイヤーブラではなく、スポーツブラや和装ブラがおすすめです!
胸が大きい女性でもすっきり浴衣を着こなすには?
・補正は最低限にする
・着やせして見える浴衣を選ぶ
・和装ブラかスポブラで補正
の3点に注意して浴衣を着ましょう。
・補正は最低限にする
寸胴気味にしようと胸の下にタオルを巻いて、タオルを補正するという方法があります。この方法で凸凹が少しはなくなるのは確かですが、タオルに厚みがあると、補正してもタオルの厚みでボリュームが出てしまい、よけいに太って見えます。薄いタオルだと使いやすいのですが、凸凹をなくそうと何枚も使おうとしてしまいます。何枚も使ってしまった場合も太って見えるので、補正に使うタオルは一枚にしましょう。やり方は、次の通りです。トップバストの下からウエストのくびれにかけて、タオルで補正をします。タオルの端を三角にたたみ、みぞおちの凸凹をなくしましょう。
・着やせして見える浴衣を選ぶ
浴衣を着ると太って見えるのが嫌だという方は、浴衣を選ぶ際に黒や紺など濃い色を選ぶようにしましょう。色には収縮色と膨張色があります。黒や紺、緑などの濃い色は収縮色といい、引き締まって見えて、着やせすることができます。一方、膨張色は白や黄色などの淡い色で、着ると可愛らしい印象にはなりますが、太って見えることがあります。
・和装ブラかスポブラで補正
胸が大きくて悩んでいる、補正をしてもなんかキマらないという方は「和装ブラ」を使いましょう。和装ブラには適度にバストを支えるサポート力はありますが、ワイヤー入りのブラジャーのようにバストを寄せて上げる効果はないので、大丈夫です。バストのボリュームを抑え、凸凹になりにくいです。胸が大きい人はフロントファスナーがおすすめです。
和装ブラをわざわざ買うのはもったいないという方は、スポーツブラでも代用できます。
スポーツブラはバストが邪魔にならないように作られているので、サポート力がとても優れています、スポーツブラなら普段使いもできますね!
☆浴衣の着付け方を丁寧にお伝えします~!
浴衣を羽織、背中の中心と浴衣の中心を合わせます。
腕を衿のあたりに向けて伸ばし、衿の下あたりを軽く持ち、肩の辺りまで、裾を上げます。
自分の身長にあった裾の長さを決めましょう。
裾はくるぶしが半分隠れる高さで合わせます。
自分の脇線と浴衣の脇線を合わせます。
右手を左のウエストに持っていき、浴衣ぴったりとつくようにします。
裾の左が前になるように着付けます。
腰ひもがあたるお腹あたりや背中のシワを左手を滑らせるようにして、伸ばします。
前幅を合わせます。
腰ひもの中心をおへその位置にあて、後ろで交差させ、左右にしっかりひいて締めます。
片花結びという結び方をすると、紐が短くてすむ、しっかり締まる、結び目のこぶが出来ないというメリットがあります。
腰ひもを結ぶときはこの結び方がおすすめです!!!
まず、2回紐をくぐらせて一度締め、下にある紐で輪っかを作り、上からくぐらせ締めます。余った部分は紐の中に入れ込みます。長い部分は半分にして入れ込みます。
脇の空いている部分(身八ツ口)に手を入れて、おはしょり(帯の下のたくしあげた部分)を内側から整えます。
この時に手の側面を使うのがポイントです。
正面のおはしょりを整えた後、後ろのおはしょりを整えます。
この時、甚平の上の部分のような見た目になります。
左右の衿を縫い目の部分であわせ、右手で持ちます。
左手を背骨あたりの背中の縫い目に持っていき、衿を少しずつ下に下げます。
こぶし一つほど下げ、背中の縫い目は背中の真ん中に持ってきます。
衿を合わせ、胸の下でひもを締めます。左衿が前になるようにしましょう!
おはしょりの長さを決めます。
おはしょりの長さは帯の下7~8cmが綺麗に見えます。
おはしょりを地面と平行にし、おはしょりとおはしょりの下の浴衣の縫い目を合わせます。
決めたおはしょりが崩れないように、伊達締めを巻きます。
伊達締めは帯で隠れる位置に結びます。
帯板を巻きつけ、正面に回します。
帯の端の50cm~60cmの部分を縦半分に折り、肩にかけておきます。
衿の下あたりの帯の中心部分を和装用クリップなで止めておくと、帯を巻きやすくなります。
残りの帯は広げて胴に二巻きします。
それでも残った帯は縦半分に折り、あらかじめ肩に掛けていた帯を上にして鏡を見ながら、体の正面で結びます。
結び目がゆるまないように根元を自分の体の右側に倒します。
残りの帯を肩幅に合わせて内側に折りたたみます。
肩幅に合わせた残りの帯を3等分に折りたたみます。
帯を結んだ時のもう片方の帯を先ほどの3等分に折りたたんだ帯に2周巻きます。
あまりの帯先は胴に巻いた帯の上から入れ込み、見えないように隠します。
帯の形を整えて、後ろに回します。
これで完成です~~!!!