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着物コラム【京都:エリア別おすすめ情報】

世界遺産の龍安寺は石庭だけじゃない!龍安寺の魅力をお伝えします!

こんにちは~!もーです! 今回は京都にある龍安寺についてご紹介するのですが、みなさん、このお寺のことを知っていますか?京都の有名な寺と言えば金閣寺や龍安寺、清水寺ですよね?枯山水があるお寺?なんとなく名前は知っているけど、詳しくは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか???みなさんもぜひ最後まで読んで、龍安寺の魅力について知ってくださーい!

☆龍安寺とは

龍安寺は、京都市右京区にあるお寺で、金閣寺の近くにあります。枯山水の石庭で有名です。きらびやかな金閣とは対照的で、わびさびを感じることができます。1450年、室町時代に細川勝元が創建した禅宗のお寺です。有名になったきっかけは1975年、エリザベス2世が龍安寺に公式訪問し、石庭を称賛したことです。残念ながら、この石庭の作者や築造時期、意図は定かではありません。そのため非常に謎が深い庭として知られています。

 

☆龍安寺の魅力!

●やっぱり石庭ははずせない!石庭の魅力!

エリザベス2世が褒め讃えた龍安寺の石庭ですが、ここには4つの謎が秘められています。

「刻印の謎」「作庭の謎」「遠近の謎」「土塀の謎」です。

 

「刻印の謎」

石庭の裏に「小太郎・口二郎」」と刻印されています。作者なのでしょうか。しかし作者と判定するには憶測の域をでることができません。作者として、開山した義天玄承(ぎてんげんしょう)や絵師の相阿弥、寺を建立した細川勝元など様々な諸説がありますが、いまだに謎に包まれています。

 

「作庭の謎」

作者はこの庭に何を表したのだろうか。わずか75坪の真っ白な砂の空間に大小15個の石を配置しているお庭。抽象化された構成のため、作者の意図が見えません。「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」と言われいますが、海に浮かぶ島々や高峰、「心」の文字に排斥されている、中国の五岳、禅の五山の象徴など様々な解釈があります。私たちの自由な解釈と連想にゆだねるほかないのです。

 

「遠近の謎」

このお庭は一見水平に見えますが、実は、東南角(方丈から見て左奥)に向かって徐々に低くなっているんです!排水を考慮した工夫だと考えられます。

西側(方丈から見て右)にある塀も、石庭と同じように手前から奥に向かって低くなるように作られています。

ここにもまた、鑑賞者の錯覚を利用した演出がみられます。非常に高度な設計で、視覚的に奥行きを感じさせるために、遠近法、土塀の高さを計算し、利用したと考えられます。

なかなか素人が作るのは難しいと考えられます。やはり有名な庭師によって表現されたのでしょう。

 

「土塀の謎」

石庭を囲む高さ180センチの土塀。 油土塀と言われるこの土塀は石庭と同じように素晴らしい作品と言われています。

 

この油土塀は、菜種油を混ぜ練り合わせた土で作られており、白砂からの照り返し防止や長い風雪などさまざまな環境変化に耐えぬく、非常に頑丈な作りになっています。

 

石庭面は、外側の地面から80センチほど高い場所に位置するというのも強固さを保つための工夫だそうです。

 

石庭の配置だけではなく、土塀にもこだわっています。派手さはなく、質素。ワビサビとはきらびやかさとは真逆にあるもの、そのように感じられざるを得ません。

 

そして、面白いことに、この枯山水庭園の石の数は先ほどもご説明した通り、全部で15個ありますが、庭のどの角度から眺めても、必ず1個は別の石の陰に隠れて見えないような作りになっているんです。ですが方丈の内部から見ると、15個全部が見える位置があるそうです。

 

高校の頃、歴史の先生が15個見えるまで数時間方丈にいたという事を聞いたのを思い出しました。1センチもズレてはいけないとおっしゃった気がします。場所はどこか忘れました。ぜひ探してみてください!

 

●季節ごとに訪れたい!国の名勝「鏡容池」

龍安寺は石庭が有名ですが、見どころは石庭だけではないんです!!龍安寺にきたら「鏡容池」は必ず訪れましょう。鏡容池はモノクロな石庭とは対照的に鮮やかな風景を見せてくれます。春は桜、秋は紅葉が湖を彩り、夏には水面にピンクや黄色の水蓮が咲き誇り、四季折々の風景を楽しむことができます。平安時代には舟を浮かべていた、江戸時代の旅行雑誌に載っていたというエピソードも有名です。

このように色鮮やかな鏡容池では、シラサギなどの鳥が水面に浮かぶ伏虎島(ふしとらじま)で羽を休めている様子を見ることができます。弁天島には寺内にもかかわらず、弁財天の鳥居が立っており、豊臣秀吉が鏡容池には霊力があると礼拝し、弁財天を祀ったと言われています。

 

●年に数回しか公開されない!?「龍頭龍尾図」

こちらは年に数回、期間限定で公開される作品で、江戸時代の絵師、狩野洞雲によって描かれた作品です。江戸時代中期の火災で焼失した襖絵の一部で、火中手探りで探したところ、龍の頭と尻尾の部分がたまたま揃ったという奇跡的な絵です。

この運命的な絵を一度見たらいいことがあるかもしれませんよ!!

「龍頭龍尾図」龍安寺の公式ホームページはこちら http://www.ryoanji.jp/smph/index.html

 

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