着物レンタルを利用する際に必要なものとは!あると便利なものも紹介
着物をレンタルする際には、手ぶらでいいのか、必要なものはあるのかなど、気になる方も多いでしょう。着物をスムーズにレンタルするためにも、また、着物をより楽しむためにも、どのようなものを準備すると良いのか確認しておきたいところです。
この記事では、着物レンタルを利用する際に必要なものや、着物を楽しむために用意しておきたいもの、着物を身に着けて散策などをする際にあると助かる便利なものを紹介します。
■着物レンタルを利用する際に必要なものは何?
着物レンタルをするには、基本的に「手ぶらでOK」です。着物レンタルでは、着物はもちろんのこと、着物に合わせた小物類一式も付いているのが一般的です。
ただし、利用時に提出が必要なものや、自分が着物と一緒に身に着けたいと思うこだわりの小物などがある場合は、必要に応じて準備が必要です。
ここでは、着物レンタルを利用する際に必要なものを紹介します。
◇基本的には手ぶらでOK
店舗やプランで異なりますが、着物以外には以下の小物類がレンタル可能です。
- 長襦袢
- 肌着
- 半幅帯
- 巾着袋・和装バック
- 足袋
- 草履
上記のような小物類は、着物のレンタルプランに含まれている場合が多いです。
着物のほかに小物類一式も付いているため、基本的に着物をレンタルする際には、持ち物は不要で、手ぶらで利用できます。
◇レンタルサービス利用時に提出するもの
着物レンタルの利用には、本人確認のために身分証の提出が必要です。具体的には、運転免許証や学生証、マイナンバーカード、パスポートなどが挙げられます。
万が一、身分証を忘れてしまった場合には、レンタルを利用できない可能性があるため気を付けましょう。
また、学生の方で学生割引の対象プランを利用する際には、学生証の提出が必須です。ほかにも、事前に予約をして予約証が発行される場合は、そちらも忘れずに持参しましょう。
◇着付けやヘアセットも含まれているケースが多い
着物レンタルでは、セットプランに着付けやヘアセットが含まれていることが多いです。その場で、髪型もトータルコーディネートできるため、多くの方が利用されています。
ただし、髪飾りはセットに含まれずに、オプションで別料金がかかるお店もあります。事前にどこまでがセットプランに含まれるのかを確認をしておくとよいでしょう。
■着物レンタル時に用意することで楽しみ方の幅が広がるアイテム
着物をレンタルする際には、コーディネートを楽しんだり、思い出に残る素敵な写真を撮ったりと、着物を着てたくさん楽しみたいという方も多いでしょう。
着物レンタルを利用する際にあると楽しみ方が広がるアイテムとして、以下を準備するのもおすすめです。
- 小さなサイズのバッグ
- 帽子
- 髪飾り
それぞれのアイテムについて、詳しく解説します。
◇小さなサイズのバッグ
着物で観光地を散策するなら、気軽に和洋折衷のコーディネートを楽しめる、小さめのバックがおすすめです。バッグはレンタルプランに含まれている場合が多いのですが、持ち込みも可能なため、気に入ったバックがあれば持参しましょう。
着物には巾着が定番ですが、クラッチバッグなどを合わせることで、和洋折衷のコーディネートを楽しめます。
◇帽子
着物にベレー帽を合わせたコーディネートも人気があり、トレンドを押さえたスタイルを楽しめます。そのほかにも、麦わら帽子やキャスケットなどを合わせるコーディネートもあります。
着物に帽子を取り入れることで、レトロ感のあるお洒落な装いを演出することができます。
ヘアセットプランを利用する場合、セット前にスタッフの方に帽子があることを説明しておきましょう。事前に伝えておくことで、帽子を被っても崩れないようにセットしてもらえる場合が多いです。
◇髪飾り
自分のヘアスタイルにマッチした髪飾りがあると、よりお洒落を楽しめるのでおすすめです。髪飾りは、レンタルセットプランやオプションとして用意されていることも多いですが、着物に合わせてみたい髪飾りがある場合は持参しましょう。
また、希望するヘアスタイルにマッチした髪飾りを選んで持参するのも一つの方法です。事前にレンタルする着物の種類などを確認して、着物コーディネートを楽しんでください。
◇扇子やお面など写真映えするアイテム
扇子は着物と相性抜群のアイテムです。扇子を広げて写真を撮るだけでもSNS映えする1枚を撮ることができます。また、暑い時期は仰いで暑さを和らげられるので、1本あると便利です。
ほかにも、お面などの和風アイテムを持参するのもおすすめです。
小物アイテムは、写真を撮る際、友人とおそろいで使用したりすることで、素敵な一枚に仕上がります。ぜひ試してみてください。
■用意しておくことで助かるアイテム
着物や履物を身に着けて観光や散策をする際に、楽しく快適に着物を楽しむために持っておきたいアイテムがあります。
ここでは、着物をレンタルする際に「あると助かるアイテム」を3つ紹介します。必要に応じて持参しましょう。
◇鼻緒ずれ対策用の絆創膏
普段草履を履かない人は、鼻緒ずれしやすいものです。心配な方は、念のため絆創膏を持参しておくと安心です。
鼻緒ずれは歩行時に強い痛みがあり、折角の着物を着た観光も楽しさが半減してしまいます。無理をして悪化すると、水膨れや炎症が起こり、痕が残る可能性もあるため、早めに絆創膏で保護しておきましょう。
また、鼻緒ずれ防止にはトングカバーの使用も有効です。
◇モバイルバッテリー
着物での観光は、スマートフォンなどを使って写真や動画撮影をする機会も多くなるでしょう。しかし、使い過ぎてしまってバッテリー切れを起こしてしまうこともあります。
写真や動画を撮ってSNSにアップできない、思い出が残せない、といった状況を回避するためにも、モバイルバッテリーは必須アイテムです。
レンタルのバックは小さめのサイズが多いため、コンパクトで持ち運びに困らないモバイルバッテリーを携帯しておくのがおすすめです。
◇ハンカチ
着物は、時間が経つと帯が緩み着崩れしてきます。そのままにすると周囲にだらしない印象を与えてしまいます。
ハンカチは、帯が緩んだときに帯の間に挟むことで応急処置として使えるため、ハンドタオルのような厚みのあるものを余分に持っておくとよいでしょう。
食事などで着物が汚れてしまったときや、着物汚れを防ぐためにも使うこともできるので、忘れずに持参しましょう。
■まとめ
着物レンタルでは、基本的に着物や小物類一式がプランに含まれます。また、ヘアセットやメイクに対応しているお店も多く、手ぶらで利用できるのが魅力です。
ただし、着物レンタルの利用時には身分証の提示が必要です。当日忘れると利用できない可能性もあるため、気を付けましょう。
着物の着こなしの幅を広げるために、バッグや帽子、髪飾りや扇子などのアイテムを持参するのもおすすめです。今回紹介したアイテムを参考にして、着物と観光を楽しみましょう。
VASARAではシーンに応じてさまざまなプランを用意しています。着物レンタルをご希望の方はぜひお気軽にご相談ください。