金沢駅前店スタッフが教える袴知識
着物レンタルvasara金沢駅前店スタッフです。3月といえば卒業式シーズンですね。卒業式をより華やかに彩る袴をレンタルされている方が、多くいらっしゃいます。私も、卒業式のときは、絶対に袴を着たんですよ。振袖は何度か来ていたので、袴が着れるとなって、卒業式当日がとても楽しみでした。私の場合は、着付けは学校体育館で、美容師さんと着付け師さんが沢山集まった場所で順番に手早く着付けしてもらいました。
そこで、今回は、袴をきて卒業式を迎えるのに役に立つ情報や役立つマナーについてご紹介いたします。
・袴をレンタルされる方は時間に余裕をもって。
卒業式は同じ時期に様々な場所で行われるため、綿密に時間のスケジュールがたてられ、沢山の卒業生たちをしあげていきます。一人が時間に遅れたりすれと、次の方々に迷惑がかかるので、時間はなるべく早めにはいるようにしましよう。予約時間に間に合わない場合は必ず連絡してください。
・袴を気崩さないワンポイント
綺麗に着付けしてもらったのに、着くずれしたら大変です。卒業式でよくおこる着くずれポイントがあるので気を付けてください。
・席に座るとき
卒業式は、椅子からたったり座ったりすることがとても多いのです。その時に帯が下がってきたという話をよく聞きます。なぜそんなことが起きるのかというと、袴の構造に要因があります。袴を着付ける際に帯の上に袴が被さるようになるため、座った時にそのまま腰かけると、袴を下にひっぱる感じになるため、帯に乗っかっていた袴がずり落ちてしまうのです。それを防ぐには、座る時は必ず袴のおしり辺りを両手で上に持ち上げるよう座る事がポイントです。
・階段の上り下り
袴は足元が見えずらいため、階段を上がる時や下りる時に裾を踏んでしまうことがあります。そうなっては大怪我をしてしまいます。そうならないためにも、階段を上がるときは、袴のスリットから手を入れて裾の前をもちあげ、下りるときは、後ろの裾を持ち上げるのがポイントです。
・トイレのタイミング
女性にとっては、トイレの方法は知っておきたいことのナンバー1ではないでしょうか。普段から着るものではないので心配ですよね。袴を着てからトイレに行きたくなったときはロングスカートをきている感覚で利用しましよう。後、着付けの際は、下着を浅く履きましょう。着物の両袖は、袴の間に挟んで、床につかないようにしてください。
続いて、当日までの流れを説明させていただきます。卒業式に袴をきたいと決まりましたら、まず、前準備の一つとして当日の履き物を草履にするかブーツにするか決めておかれるとよいです。当日、仕上がったときのイメージもつきますし、着付け師さんにお伝えする事によって、それぞれにあった袴の着丈に着付けていただけますよ。それでは、ここで、ブーツの場合と草履の場合の違いを少しアドバイスしたいとおもいます。
・ブーツの場合 ブーツにはヒールがあるため足を長くスタイルアップすることができます。ブーツをはくことでレトロでハイカラな雰囲気にしあがりますよ。また、はきなれているため、歩きやすく疲れにくいという特徴があります。ただ、着脱がしにくいというデメリットもあります。
・草履の場合 古典的で上品に着こなすことが出来ます。もともと草履で袴を着用することが昔からのスタイルなので、大人なイメージを出したい方であればこちらの方がおすすめです。だだ、はきなれていない事で、足が疲れやすく、痛くなるというデメリットがあります。
次に袴選びですが、あらかじめ自分のすきなイメージがあるとスムーズに衣装を選ぶことができます。
袴の色合いを決めるコツ
袴を基準に選ぶのか着たい着物に合わせて選ぶのか。前もって下見をすることをおすすめします。衣装選びも、楽しみの一つであり、良き思い出になります。衣装がきまりましたら、袖を通し、鏡を見て、色味や柄、顔写りがいいか確認していただき、それで良ければ決定となります。一人ではなかなか決められない場合が多いので、ご家族やお友達とご一緒に来店していただくのが安心かと思います。前日はよく眠り、万全の状態でのぞみましょう。当日着ていく服装としては、前開きできるものか襟ぐりの広くあいたものが望ましいです。
以上、袴に関するポイントや注意点、選ぶときのコツを述べてきました。このような情報を知っておくことで、袴選びが楽しくなり、色々役に立つと思います。
まだ、袴決まっていない方、今からでも間に合いますよ。着物レンタルvasava金沢駅前店、駅から徒歩3分、交通の便利もいいですし是非ともお問い合わせ下さい。