着物で銀座へお出かけ。昭和レトロを感じてみませんか?
銀座は高級ブランドショップや百貨店が集まる街として知られています。そんな中でも、昔から続く昭和レトロな雰囲気が残るスポットがたくさんあるんです。着物を着てお出かけしに行って、InstagramやSNSでも映える写真をたくさん撮りに行ってみてはいかがでしょうか。
銀座で着物レンタルをするなら着物レンタルVASARAへ
着物を着て銀座をぶらぶらしたり、お呼ばれで訪問着を着るという方はぜひ着物レンタルVASARA銀座三丁目店をご利用ください。JR有楽町駅から徒歩約5分、東京メトロ銀座線銀座駅からも徒歩約3分。マロニエゲート(旧プランタン銀座)の裏にある並木通り沿いにあります。帝国ホテルや皇居で催しがある時に多くの方が利用される店舗ですので、訪問着の数も都内の着物レンタルVASARAでは一番多く取り揃えています。
ご紹介するスポット
食事処
・煉瓦亭
・ライオン銀座7丁目店
・空也
伝統
・香十
・銀座大野屋
バー
・銀座ルパン
煉瓦亭
明治28年(1895年)に創業した煉瓦亭(れんがてい)は老舗の洋食屋です。現在では親しまれている洋食ですが、当時はなかなか受け入れられなかったそうで日本人の舌に受け入れられる味にアレンジしていき、今の形が出来上がったといいます。とんかつや元祖オムライス、元祖ポークカツレツなど人気メニューを生み出しました。オムライスはなぜ元祖かといわれると、チキンライスを卵でくるんでいる普通のオムライスではなく、ご飯に卵を和えているため巻いていないオムライスとなっているからです。とんかつにキャベツの千切りを添えるようになったのも煉瓦亭が最初なんだそう。当時の味をそのままに残している店内も昭和の香りが残る雰囲気をしています。ぜひ召し上がってみてください。
ライオン銀座7丁目店
https://press.chiku-wa.jp/press_2116/
昭和9年(1934年)オープンのライオン銀座7丁目店はビアホールの元祖といわれています。高い天井と豊穣と収穫ををコンセプトに大麦やブドウをモチーフとした装飾が施されており、店内は当時の姿を残した昭和ロマンあふれる内観をしています。日本初のビアホールは「恵比寿ビールBEER HALL」といわれています。他のビアホールが戦災で焼失していくライオン銀座7丁目店は被害を免れたため、日本に残る最古のビアホールなんです。お店の地下には容量1000リットルのビールタンクが6基もあり、新鮮な状態を保つためにタンクや注ぎ口の洗浄に全力を注いでいるそうです。夏になったら浴衣を着て足を運びたいスポットですね。
香十
http://koju-incense.tumblr.com/
銀座4丁目にある銀座香十では、香道を楽しむことができます。香は6世紀中ごろに中国から仏教とともに祈祷に用いるため伝えられました。それから平安時代には衣服や頭髪に焚いて生活で楽しむためのものとして変化していったそうです。室町時代になり、香道が確立したといわれています。香りをかぐことを香道では聞くといい、甘い辛い酸っぱい苦い塩辛いの五味で表現します。聞香(ぶんこう)という所作で香の違いを楽しむことにはリラクゼーション効果があるそうで、鎮静効果や脳がα波を出す状態になるとのこと。一度は体験してみたいものです。
銀座大野屋
https://www.smartmagazine.jp/tokyo/article/gift/5196/
歌舞伎町の近くにある、履き物、足袋、手ぬぐいなど和装小物を専門に取り扱うお店が銀座大野屋です。明治元年(1872年)に創業してから続く老舗です。海外のお客様も訪れ、底がゴムになっている地下足袋や絵柄がかわいいので額に飾ることもできる上にもっていくのにかさばらない手ぬぐいがお土産として人気だそう。値段も800~2000円ほどでリーズナブルなので、手土産に用意するのもいいかもしれません。
空也
https://www.instagram.com/p/BvE-H2AnT5i/?utm_source=ig_web_copy_link
手土産として人気を得ている空也(くうや)のもなか。予約なしでは開店直後に足をのばしても購入することができないほど多くの人に支持されている和菓子です。出来立てをお渡しするので熱々が食べることもできるのですが、オススメなのは1日置いた後だそう。あんこの水分が皮に馴染んでより美味しいもなかになるそうです。焼き立てと馴染んだ頃の味の変化を楽しんでみてはいかがでしょう。
予約番号 03-3571-3304
銀座ルパン
https://www.instagram.com/p/BuzLnwkArGY/?utm_source=ig_web_copy_link
バーの多い銀座の中でも、誰もが知る日本の文豪が愛した老舗のバーとして知られている銀座ルパン。昭和3年(1928年)に創業した当時はカフェスタイルの女中さんがいたそうです。扉を開けるとすぐに地下へ続く階段があり、下りていけばそこには素敵なカウンターバーがあります。銀座ルパンには文豪「織田作之助」「坂口安吾」「太宰治」のポートレートが額縁に飾られているからです。太宰治が座っていた席もそのまま残っており、店長に一声かければ撮影も可能です。お酒好きだけでなく文学ファンにも愛されるバーなんです。
銀座に残る老舗を巡って昭和レトロを感じてみませんか?
着物で巡ればより昔ながらの雰囲気を味わえる、昭和レトロな銀座のお店をご紹介しました。海外ブランドショップが集まるきらびやかな銀座が好きという方もきっとこういう銀座もありだなと思える場所だと思います。