今回ご紹介するのは ‘‘長町武家屋敷跡”
金沢は城下町です。
香林坊から歩いてすぐ、繫華街とは思えないほど静かな街並み。加賀藩士・中級武士たちの屋敷跡。それが、“長町武家屋敷跡”です。黄土色の土壁や石畳の細い路地が、まるで時代劇の撮影セットの中に迷い込んだかのように錯覚してしまいます。
そして驚くことに、その土塀の内側には現代の生活が自然に溶け込んでいます。私も長町武家屋敷跡は通学路として毎日通っていました。一歩外に抜ければ、繫華街の賑やかな街並み。それとは対照的に長町武家屋敷跡はとても静かで、心が落ち着く大好きな町です。
金沢の冬と言えば「雪吊り」ですが、長町武家屋敷跡の「こも掛け」も金沢の風物詩となっています。「こも掛け」は、雪から土塀を保護する為のもので、毎年12月から翌年3月まで設置されます。「こも掛け」の作業を見にいらっしゃる観光客も数多いんです。毎年「こも掛け」が始まると、冬が来たなあ~と感じます。
そして、歴史や見どころをおさえつつ効率よく散策するなら「長町武家屋敷休憩館」へ
事前の予約が必要ですが、観光ボランティアガイドの「まいどさん」がおすすめですよ。シニアの優しいガイドさんが楽しい金沢弁で案内してくれます。
長町で唯一、一般公開されている「野村家」2009年にミシュランの観光地格付けで2つ星に選ばれており、必見の価値ありです。
営業時間
8:30~17:30(4月~9月)
8:30~16:30(10月~3月)
料金
大人¥550
高校生¥400
小中学生¥250
“長町武家屋敷跡”を散策した後は、ランチでもいかがでしょうか。近くに「せせらぎ通り」という用水沿いの商店街があります。江戸時代からいきなりオシャレな街並みに変わり、不思議な感覚になります。
飲食店ではイタリアンやフレンチなどの洋食もあれば、割烹やオシャレなカフェもありますよ。
いかがでしたでしょうか?
VASARA金沢駅前店でお着物を着て、古都城下町金沢の町を歩いてみませんか?