浅草、鎌倉をはじめ全国20店舗展開中

京都、浅草着物レンタルVASARAの着物大事典記事詳細 「着物を着て疲れる・・・」とならないための京都散策テクニック

着物レンタルVASARA HOME>着物大事典>着物コラム【京都:エリア別おすすめ情報】>「着物を着て疲れる・・・」とならないための京都散策テクニック

着物大事典

着物コラム【京都:エリア別おすすめ情報】

「着物を着て疲れる・・・」とならないための京都散策テクニック

京都を散策するのならば、やはり浴衣や着物で行きたいものです。はんなりと京の街並みを散策すれば、旅行の思い出もまた一段と際立ちます。

だけど、普段洋服姿の私たちにとって、締め付けが大きい浴衣や着物姿で歩くのは「疲れてしまう」ということになるでしょう。特に初めての着物だとなおのことです。ここでは浴衣、着物姿で疲れない京都散策コースと、疲れてしまわないためのヒントをご紹介いたします。

浴衣や着物を着て疲れないためのヒント

浴衣や着物を着用したときに疲れてしまう大きな要因は「歩き方」にあるとされています。歩幅は普段の歩き方の半分程度にし、草履をはいたときにつま先から着地するように歩くと和服姿でもきちんと歩けます。心持ち内股でハの字を書くイメージで歩くと立ち姿も美しく見えます。

また、着物の場合は襦袢や半襟など重ねて着用するものが多いため、肩が丸くなりがちです。猫背になってしまうと、着物の重さでさらに肩が重く感じてしまいます。

背筋を伸ばして歩くことで疲れも軽減されます。また、歩きっぱなしは着物がある生活に慣れた方でも疲れます。適宜休みながら散策しましょう。

また「今この時期に京都に来たのだから」という理由で、桜や紅葉の観光名所や祇園祭などのお祭りを見に行かれる方もいらっしゃることでしょう。

人混みの場所で浴衣や着物を着用して歩くことは疲れるどころか、風景を楽しめないということにもつながります。初めての和服であれば、観光シーズンをずらした京都を楽しむことから始めるとよいかもしれません。

浴衣や着物姿で無理なく京都を回れる散策コース7選

ここからは、和服姿で楽に京都を散策できるコースをご紹介してまいります。

 

◇1:京都駅~三十三間堂

東山区にある三十三間堂は、千手観音坐像と千体もの千手観音立像が安置されています。三十三間もある長い廊下と、一体ごとに表情が異なる千手観音を見るだけでも癒やされます。廊下から外の風景を見ることもよいですね。

バサラ京都駅店のある京都駅を起点にすると、バスご利用の場合はバスターミナルから市バスで10分程です。歩いてもさほど距離はありませんが、街並みをバスの車窓から眺めながらだと疲れも軽減されます。

 

◇2:新京極商店街

土産物探し・お寺巡り・京都グルメを一つの場所で楽しめるのが、中京区にある新京極商店街です。阪急京都線の河原町駅9番出口すぐにある大きな商店街です。こちらにはバサラ京都祇園本店がございます。

三条通方面へ歩きながら活気あるアーケード街を楽しみましょう。途中には染殿地蔵院や蛸薬師堂など寺社もありますので、御朱印めぐりをしたり、京みやげを購入したりと京都を楽しめます。

疲れたら、カフェで一休みも可能です。500メートルほどの距離ですが、思った以上に「歩いた、楽しんだ」と充足感が生まれます。

 

◇3:梅小路公園

着物を着て散策をするのならば、梅小路公園もおすすめです。京都駅と梅小路公園を結ぶシャトルバスに乗って出かけましょう。日本庭園を中心とした自然を楽しむことができます。敷地内には、京都水族館・京都鉄道博物館といったテーマパークも併設されています。

 

イルカのパフォーマンスや京の海の生き物などを楽しむことができます。鉄道好きな方なら、鉄道博物館も見ものです。

 

◇4:鴨川べり散策

京都駅中央口から塩小路通沿いを東進すること10分ほどで見えるのが鴨川。橋を渡ったところにある川べりへ降りることができる階段を使って、川沿いを散歩しましょう。

 

平坦な道ですので、着物姿でも歩きやすいです。ですが、5キロほどの遊歩道のため、着物姿での踏破はちょっと難しいですよね。一駅分、清水五条駅までゆっくり歩いてみましょう。

季節によって表情が変わる街並みを着物で楽しむのも風情があってよいでしょう。

 

◇5:四条通~祇園散策

阪急京都線の河原町駅または、京阪本線の祇園四条駅から、四条通を八坂神社方面へ散策してみましょう。ただまっすぐ向かうのはベタですので、途中小路へ入ってみるなど、探検感覚で楽しんでみてください。八坂神社の近くにはバサラ京都祇園店がございます。

花見小路通は、お座敷がある街並みが楽しめますし、思いがけない場所にカフェや雑貨店が見つかるかもしれません。舞妓さんに出会えることもあります。

中には着物姿で歩くには難儀な横道もあり、八坂神社からは坂道や階段も多くなるので休息をとりながら散策しましょう。

 

◇6:本能寺跡~京都文化博物館~京都国際マンガミュージアム

時間に余裕がある場合は、地下鉄烏丸線の烏丸駅を起点に周辺のミュージアムを散策してみませんか?

 

ここには歴史好きなら一度は訪れてみたい、織田信長が自害した本能寺跡があります。

そこから、歴史や現代のカルチャーなどを知ることができる京都文化博物館を見学、カフェで一休みをした後、京都国際マンガミュージアムで漫画の歴史に触れるというようなルートも面白いでしょう。

ちなみに、京都国際マンガミュージアムでは夏場に和装で入場すると特典がある場合があります。詳しくは京都国際漫画ミュージアムにお問い合わせください。

 

◇7:清明神社で力をもらおう

日本でも有名な最強のパワースポット、安倍晴明が祀られているのが清明神社です。京都に来たからには、ぜひ陰陽師のパワーをもらい受けましょう。着物を着て訪れれば、背筋も伸びてさらに気持ちが引き締まることでしょう。

 

京都駅からは地下鉄烏丸線で国際会館方面に乗り、今出川駅下車で県道を西へ進みます。徒歩10分ほどで到着します。ご神木に触れたり、お守りをもらい受けたりしましょう。

 

着物を着たらスケジュール管理も!

京都駅を起点に疲れにくく移動しやすい散策場所をご紹介いたしました。普段の歩き方と和装の歩き方は大きく変わりますので、時間に余裕を持った行動をとりたいものです。

そしてレンタル着物などで返却時間がある場合、一日のタイムスケジュールを立ててみて下さいね。

また、帯の締め付けや普段と違った場所での緊張から体調を崩すこともあります。炎天下や足場が悪い中での和装は特に気を付けましょう。電車やタクシーなどを上手に利用して移動することも一案です。楽しい和装散策をお楽しみ下さい。